先生も勉強をする。
これから、『善の研究』という本を読む。
もちろん、
生徒のみんなに教える
5教科の内容や
その指導方法についても
日々勉強をする。
ただ、
それだけではない
「人としての勉強」
も欠かさずに。
現代は哲学の時代だ。
何事も
いつでも
どのでも
やりやすく
なってきた。
学びに関しても
昔に比べ非常に質の高い情報に
誰でも触れられる時代になってきた。
その先に待つ問は
なぜ学ぶのか？
学んだことを何に生かすのか？
すなわち
なぜ生きるのか？
どう生きるのか？
に尽きる。
その先に何があるかはわからない。
というよりも
何を創るかなのだと。
こうであったら良いな
こんな世界が良いなと思うものを
それぞれが創っていく。
世界は決して一つではない。
それぞれの
個人の数だけ世界はあり
その世界は自分だけが作れる世界。
自らの世界をどうしたいのか
それが哲学。
哲学なき教師は、
ただの機械に置き換わる未来も近い。
私も、
子どもたちに伝えたい世界がある。
ただし、
まだまだ未熟な世界。
他者から刺激を受け
その世界に深みと広がりを
持たせていきたい。
そのための努力は惜しまない。
