「こどもに勉強してほしい、、、!」
って考えている保護者様へ
人を変えるためには順序があります。
①認知
②習得
③自覚
④行動
この順番で変革は起きます。
それぞれのステップがあります。
それぞれには壁があります。
長くなるので1つずつ。
①の壁 情報の欠如
これは、
勉強という観点でいうと
勉強のメリット/デメリットの情報の欠如ですね。
大人になると、何かしらの成功や後悔を経験するのですが、
こどもは、まだその経験がありません。
圧倒的に情報不足なのです。
このことを理解しないまま「なぜわからないの!?」と言ってもダメです。
自分たちが子どもだったときも同様に、
勉強の意義ってわからなかったはずです。
だから、
子どもたちは学習することの意味を色んな角度から伝える必要があります。
それは表面的ではなく、本質的な意義でなければいけません。
例えば
「良い高校に入ったほうが良いんだよ。」という話。
なぜですか?
これを論理だてて説明できなければ子どもは納得しません。
大人に対して、
あなた!ダイエットしないと地獄に落ちるよ!!と言ってるようなものです。
地獄?なにそれ、どうなるの?
全くわかりませんね。
子どもにとって、
納得ができる形でメリットを説明してあげなければならないのです。
あと、色んな角度からってのも大事です。
親といっても一人の人間です。
その考えはいろいろな生き方の一つに過ぎません。
だから、
塾の先生でも
スポーツのコーチでも
テレビ番組でもいいのです。
いろんな人から勉強をする意味を聞く、
これは大事です。
自分も大事にしてることです。
生徒たちに
私の思う勉強する意味をできる限り子どもたちの目線で伝えています。
まずはすべてのスタートです。
ここでつまずいてる子に
勉強方法やら
自覚しなさいやら
行動しなさいやら
まだその段階ではないんですね。