生身の"いしばし"

EIMEI教育グループの石橋です。エイメイ学院/明成個別

お金の使い方

先日、こんなことがありました

 

mskri9.hatenablog.com

 

そして、素敵なことなのでみんなにも伝えようと話したところ

 

 

こんなお声をいただきました!

メイセイ生のお金の使い方のお話、素敵な生徒さんですね。
でも、メイセイ生のみんなの前でお話するのは違うと思いましたので投稿しました。
寄付は善意です。
他の生徒さんが自分もやらなきゃいけないとプレッシャーになるかもしれません。
そうは考えず、素敵だなと感じ、善意の輪が広がるかもしれません。
しかし、自分で気付き寄付をするのが本当の気持ちだと思います。
こういう素敵な子がいたよという話をするのはしたい気持ちも分かりますが、少し慎重になったほうが良いのではないかと個人的に思いました。
的外れな指摘でしたらお詫びします。

 

とてもありがたい助言です!

 

生徒に勉強以外のことについての話をする際には

そういったことも考えて話をしています! 

 

 

===

 

まずは、前提として2つ。

 

1つ目は

お金の使い方は人生の生き方と言っても過言ではないと。

 

お金と時間の使い方で人生が決まるという言葉もあるくらいです。

 

2つ目は

価値というのは直線ではなく、放射線状であるということ。

 

つまり、良いの反対は悪いではないということです。

 

例えば、

「勉強を頑張ることは良いこと」

です。

 

しかし

「勉強をやらないことは悪いこと」

は、必ずしも成り立たない。

 

勉強をやらない代わりに

スポーツや芸術に力を注いでいる場合もあります。

 

 

誰かが、何かしら良いことをしたときに

 

「それをしていない人が悪い」

 

 

「みんなもするべきだ」

 

ということには、ならなくてよい。

 

 

「被災地にボランティアに行くのは良い人」

ですが

「ボランティアに行かない人が悪い人」

ではないのと同じです。

 

同調圧力は自然と働きますが

 

良いことは良いと、それをあるがままに称賛する

 

そこが大切だと思っています。

 

===

その2つをしっかり伝えた上で

 

「人のためにお金を使えることは素晴らしいことだ」

 

と僕は伝えたいのです。

 

先生は教育者であり

 

扇動者でも洗脳者でもありません。

 

勉強以外のことでは特に。

 

だから、

私の言うことを正義とし

 

私の言うことが善であり

 

私の言うことに従う必要もない。

 

私の話は一つのきっかけにすぎないのです。

 

 

こういう話ををきっかけに

 

「自分はお金をどう使っていくのが良いのだろう?」

 

と考え、決めたことに良し悪しはありませんから。

 

僕は常にそのスタンスで話し、

特に勉強以外の話をするときにはこのことを子どもたちには伝えています。

 

石橋凌という人間に出会ってしまったからには

 

私個人が

良いと思ったこと

悪いと思ったことは

堂々と伝え

 

それを刺激として

自分の人生の舵取りを

子どもたちが行っていく

それが教育なのではないかと。

 

生徒たちには、

常に、

柔軟に意見は取り言える。

でも、自分で考えて決めた、それが1番大事

と話しています。

 

P.S.

重ねてご意見頂いた方には感謝しております!

ありがとうございます!