生身の"いしばし"

EIMEI教育グループの石橋です。エイメイ学院/明成個別

改めて、受験のためだけの勉強にしないこと

さて、以前のブログでも大事な思いは書きましたが、再度。

 

勉強の目的を受験だけにしない

ということが大事です。

 

世の中の多くの人達は

勉強なんてしたくない

テストされるから仕方なくやる

受験があるから仕方なくやる

こういう姿勢の人が多いわけです。

 

これ、誰のせいかって、

大人

ですよ。

(正確には制度自体でもあるんですが。)

 

例えば、

高校受験のためだけに頑張ってきた人は

終わった途端に勉強やめちゃうでしょ?

そんで、また大学受験が近くなったら焦ってやりだす。笑

 

で、大学入学したら、終わった途端に勉強やめちゃってさ、

就活になったら、必死に焦って勉強しだす。笑

 

これだけでも結構なおかしさなんだけども、

時代のせいでその先が深刻な問題にぶつかるのさ。

 

じゃあ、

社会人になったら?

 

昔はよかったよね、そのあと、終身雇用で、

上のポストを目指して同じように頑張ればよかった。

 

でも、今は違うよね?

仕事する目的や意味も

自分で決めないといけないんだよ?

 

そうなったときに

「なんのために頑張ってきたのかわからない」

って燃え尽きちゃう人がいるんです。

 

社会人になる前に気づいちゃって、

高校や大学で燃え尽きちゃう人もいたりする。

 

こんなことはおかしいでしょう?

悲劇だよ。

 

勉強ってのは、

やらされるからやるものではないし

テストで良い点を取るためでも

入学するためでもないんだよ?

 

ベースとしては、

自分の人生でやりたいことをできるようにする手段

が勉強なの。

 

こんなことをやってみたい!

けど、今の自分にはできない、、、

だから、勉強してできるようになるぞ!

ってね。

 

こういう思考でいれば、

勉強って超楽しいことだし、

やめろって言われたら「えー、勉強しちゃいけないの困る」

ってなるのが本来の学びのはず。

 

どこで狂っちゃうのか?

いろいろなきっかけはあるんだけど、

大人のせいだと俺は思う。

 

「今は嫌な勉強も頑張って!これは後でらくするための手段だから!」

みたいに教えてる人もいるね。

 

「今、頑張ればあとは楽だぞ!」って

やめてよそんな古臭い考え押し付けるの。

 

時代は変わったのに。

人生100年時代、

学び続け、変わり続け、やりたいことをやっていく時代なのに。

 

だからね、明成の先生たちには、決してやってほしくないことがある。

それは、

受験のためだけに頑張らせる

ってこと。

 

もちろん受験を活用し、

全力でぶつかるきっかけを作るのはとっても大事だよ。

本気でやらなきゃなにも身につかないからね。

 

でも

間違っても、「受験までの辛抱だ!」とか嘘を教えちゃいけない。

 

だって、俺達は教育学習塾だもん。

 

子どもの先を考えて、

今やってる勉強は、自分の人生を切り開くための手段だと。

自分の生きたい人生を作るために勉強をするんだぞと。

そういうことが堂々と言える先生でいてほしい。