前回はティーチングの基本であると問いかけるという事だったり、
教える事が目的ではなくできるようにしてあげることが目的だという話をしました。
今日はどちらかというと心構えの話になります。
今日のメインテーマはこれです。
"主役であることができたか"
「あなたは誰かにやらされているのでもなく自分の人生の貴重な時間を使って自分が何をするか。人生の傍観者になるな」
仕事が19時10分から21時までだとして、この2時間の間、明成で過ごすということです。
このときに、その2時間で、「あなたは何をしたの?」ってことです。
「ただ言われたことだけやっている。ただ決められたことだけやってます。」って言うような状態っていうのは、ただの時間の切り売りってことだ。
それじゃだめだ。
ちょっと休み時間に、3人の生徒に声をかけたとか。
ちょっと生徒の趣味を聞けたとか。
少し相談に乗れたのか。
そういうふうに普段の授業の中では必ずしもなくても良いものではあるんだけど、
自分が、ちょっと工夫して取り組めた時間を過ごせたかどうかっていうことが大事です。
1時間という時間はみんな一緒かもしれないけれども、
その価値は1にも10にも100にもなる。
今日、自分はどんな工夫ができたのか。 これを是非あの今週は考えてみてほしいなぁと思います。
もちろん、生徒に教えるとかね、
いろいろやることがたくさんあるのでそんなにたくさん工夫ができるわけじゃないんだけれども、 工夫って別に10分20分かかるものではないのでね。
ちょっと励ましてあげるとか、
プリント1枚刷ってあげるとか、
小テストやってあげるとか、
そういうのを心がけ、声掛け、行動で価値って何倍にも出せる。
そんなことを意識してほしいなと思います。
今日も大切な生徒のために
貴重な人生の時間で勝ちを出しましょう。