鱗滝左近次
鬼滅の刃をこの週末に少し見進めました。
そこで炭治郎を鍛え上げた鱗滝左近次さんに見る、
教育の大事なポイントを纏めてみます。
①育てるのは相手の目的達成のため。
②基礎体力→型の指導→考えさせる。
③わかりやすい目標の設定
④勇気を持った放置
以下で詳細を
①育てるのは相手の目的達成のため。
育てる目的は、弟子の目的達成のためなわけです。
鱗滝左近次さんが
「俺の弟子がほしい!」
「俺の力を伝承したい!」
などという自分の都合で修行を強いるわけではない。
あくまで、
炭治郎の禰豆子を救いたいその目的達成のための成長です。
これは、
上司として、上司の都合や会社の都合だけで
育ててやる!のようなきっかけではいけません。
スタートは相手がどうなりたいのか、
そこからスタートしなければいけないのです。
②基礎体力→型の指導→考えさせる。
最初は、山の下山ということで、
空気の少ないところでたくさんの罠をかいくぐって下山を繰り返させます。
これで基礎体力をつけさせる。これ大事ですね。
基礎体力がないと、その後の指導がいきてきません。
そのあとで、
型の指導を徹底して行います。
このときは細かいことをあれこれいうわけです。
型なしにならないように、守破離の守の部分ですね。
そして、ある程度基本を教えたら、
あとは自分で考えさせて失敗させる。
基本が身についたら、細かいことは言わない。
この見極めも良き指導者に欠かせないポイントです。
③わかりやすい目標の設定
あとは自由に、、、、といいつつ
この岩を切れ、とわかりやすい目標を設定します。
これが、ただ、これからは頑張れ!だけでは、
弟子としてもどこまで何を頑張ったら良いのかわかりませんし、
師匠としても、指導をどこまですべきなのかがわかりません。
細かいことをいわないためにも明確な目標設定が大事ってことですね。
④勇気を持った放置
そして、その目標を与えたら、あとは放置です。
あれこれいいません。
ヒントもいいません。
自分で考え、
自分で応用させ、
自分で伸びるまで辛抱です。
こうして弟子が目標達成していくのを見守る。
これで弟子の目標達成は弟子の成長に直結するわけです。
このように、
あのシーンには人を伸ばす特徴がたくさんありましたね。
先生として学ぶ部分、日頃の取り組みで反省する部分はありますね〜!