生身の"いしばし"

EIMEI教育グループの石橋です。エイメイ学院/明成個別

残酷な世界と人生の財産

努力をした。

 

努力をした。

 

自分の好きなことも我慢して

 

自分の苦手なことに挑戦して

 

自分の体力も時間も使って

 

努力をした。

 

でも、

 

それが数字という結果に表れないことがある。

 

世の中は、数字は、残酷だ。

 

 

 

今、毎日一緒に、数字に向き合う生徒たちに知っておいてほしいことがある。

 

それはね、

 

数字は必ずしも人の努力に応えてくれないということ。

残酷なんだ、数字ってのは。

 

数字は、くじ引きみたいなものだ。

 

努力をしていないと引けないくじ引き。

 

くじ引きはあたりも入ってるし、はずれも入ってる

 

はずれを引くと損した気分になるかもしれない。

 

でも、そんなことはない。

だって、努力していないは人くじをひくことすらできないんだ。

 

だから、今回悔しい思いをしたなら、

それは努力をしたという間違いない証拠だ。

 その努力に誇りを持ってほしい。

 

そして、もう一つ覚えておいてほしいことがある。

 

それは、

 

数字を追い求め努力をした、その周りにいた人たち

きみの努力を心から応援し、ともに歩んだ人たち

 

その人たちそのものと、

その人たちと過ごした時間こそ

人生の何にも代えがたい人生の財産だということ。

 

例えばね、

君が人生を終えるとき、

1億円という預金通帳の数字が残るのか

君との時間を宝物のように感じてくれる人が100人いること

どっちのほうが自分の人生に満足できるかな?

 

お金は例に過ぎないよ、ただ伝えたいことは

数字はあくまで目標であり、

それを本気で目指す過程に本当の宝物があるってこと。

 

もちろん、数字を追い求めることも忘れちゃいけない。

数字がなければ、多くの人は怠けてしまうから。

 

だけど、数字が君の人生を決めるわけじゃない。

 

今日からまた、歩き出そう、

数字という目標にむかって、

かけがえのない人たちと一緒に。

その時間は君の人生の宝物になる。