「常識を疑う」の
常識とは何か?
科学者としてならば、
なぜ朝になったら目が覚めるのか
なぜ太陽は東からのぼるのか
とか、そういうことを考え続けたらいい。
突き詰めて普遍の真理に辿り着くように。
でも
ビジネスで新たな価値を生み出すイノベーションを生み出す問いは
そういう普遍的なものの理由をさがす問いではない。
『外資系コンサルの知的生産術』山田周著
良き問いを立てるために必要なことは
日常ではしりえぬ情報を知っていること
だ。
ある組織での常識を疑うには
違う組織での常識を知る必要がある。
この国ではAが常識とされている。
しかし、
隣の国ではBが常識になっている。
Bの方が良いと思えるのに
なぜ、
この国ではAが常識になっているのだろう?
この問いこそが
属する組織に革新をもたらす問いだ。
そのためには、
自分の組織をよく知り
他の組織をよく知り
その上でより良いものは何か?
より良いものにできていないのはなぜか?
どうすればそれが実現するのか?
考えねば。