生身の"いしばし"

EIMEI教育グループの石橋です。エイメイ学院/明成個別

あなたのために『悪口・陰口を禁止』します。

うちの組織では

『悪口・陰口は禁止したい』

そう強く考えています。

 

ただ、これは誤解が生まれやすいところなので

出来る限り伝えたいことを明確にしておきましょう。

 

その前にいくつかの大切な前提も

【前提①】

目的達成のための味方であること。

 

これ間違えちゃいけないことです。

我々であれば、生徒に良い教育を提供する、という目的のもと集まった仲間です。

 

その目的を忘れ、

個人そのものを批判したり、

意見の同じ人と派閥的なグループを作って意見の違う人達を内輪で批判する。

こういう敵味方の構造を作り出すことは前提が間違えています。

 

 

【前提②】

不完全なことはある意味当たり前であること。

完全な組織など存在しないのです。

人と人があつまれば、全員が違う考えを持ち、

目指すものも微妙に変わってきます。

 

より良い姿を目指して今を改善すること

は常に必要です。

 

完全ではない=悪

ではないのです。

 

【前提③】

感謝や気遣いをベースにして、敬意を伝えること。

悪いところを指摘し合うというのは勇気がいることです。

これは、互いの感謝と気遣いがベースにないとうまくいきません。

 

発信側も

「〇〇が良くないです。」と伝えるだけではその配慮がなく軋轢を生みます。

「より良いものにしたいので、〇〇を改善したいので協力してほしいです!」

というような配慮が必要です。

 

受信側も

「そんなのわかってる!」とか「仕方ないじゃん!」と防御的になるのではなく

「改善のために指摘してくれてありがとう!一緒に良くしていこう!」

という姿勢が必要です。

 

どちらかの感謝と気遣いが失われると

加害者・被害者という構造を生みます。

 

 

以上の前提①~③を忘れないで、常に伝え続けましょう。

我々は生徒たちへの良い教育を提供するための仲間であり、不完全な今を、一緒に良くしていくための仲間であり、その感謝と気遣いを常に伝えること。

これが大事です。

 

その上で

『悪口・陰口を無くしたい』を解説していきます。

 

【悪口・陰口】

持っている不満や不足に対して行動を起こさないこと

なんだか持ってるイメージと違うかもしれませんね。

でも、これが悪口・陰口だと私は思っています。

 

 

はっきり言っておくと

言葉にしようとしまいと、

誰に言おうと言わまいと、

指摘が正しかろうと何であろうと、

行動を伴わないマイナス感情はすべて悪口・陰口である

と考えています。

 

だってそうでしょう?

1人でひっそり思っていようが、居酒屋で誰かと愚痴ろうが、

それで現状は変わるのですか?

 

行動しなければ変わらないんですよ。

変わらなければ嫌なままです。

それを受け入れることは非常に良くない。

 

え?誰にとって良くない?

これを読んでるあなたにとって、です。

 

勘違いしないでほしいのはこの約束の意味は

「会社にとって都合がいいか」じゃないんです。

 

「働くあなたにとって都合がいいか」それだけです。

 

人間には苦しみがいくつかあります。

コントロールできる苦しみとコントロールできない苦しみです。

 

行動を起こしてないうちはコントロールできない苦しみになっている。

これは非常に辛いです。

 

なにか行動を起こせばコントロールできる苦しみになる。

これは実は楽しいです。

 

だから

声を大にしていいたいのです。

悪口・陰口を言わないでください

行動して理想に近づけることは大変だけど楽しく

人生とはその行動の連続だよ!

と。

 

人生を放棄して、誰かのせいで苦しんでいるという気持ちで毎日過ごさず

人生に責任を持って、自分で自分の人生を作るための行動する毎日を。