世間の流れで、
「叱るな。褒めよう。」
という方向に流れている。
しかし、
叱るのも褒めるのも、
どっちも大事じゃない。
というか、どっちも評価だからね。
指導者として大事なのは、
子どもたち(大人でもだけど)がした行動が
自分や周りにどう影響するのかを
自分の立場から伝える。
これを
Iメッセージ(アイメッセージ)という。
例えば、
子どもが騒いでいたときに、
「だまれ」
というのは命令だ。
「騒がれると嫌な気持ちになるんだ」
と伝えるのがアイメッセージ。
子どもが勉強してないときに
「勉強しなさいよ」
というのは命令だ。
「勉強しないと、私は心配だよ」
と伝えるのがアイメッセージ。
そのあと、どうするかは本人が決めるしかない。
叱るときにムダに怯える必要もない。
自分が思ったことをしっかりと伝えてあげれば、それで十分。