生身の"いしばし"

EIMEI教育グループの石橋です。エイメイ学院/明成個別

子どもへの指導は鏡であること

坪田先生をご存知でしょうか?

ビリギャルで有名になった塾の先生がいます。

 

彼の著書

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『才能の正体』

これは私的名著

 

その中の一節に

「子どもへのフィードバックは鏡であれ」

とある。

 

良し悪しを評価するのではなく、

事実をありのままに伝える。

あくまで客観的な立場で。

先生たちにも知っておいてほしいなー。

 

例えば、子どもが30分勉強したときに

「30分しか勉強してない!」(悪い評価)

「30分もやってすごい!」(良い評価)

どちらも本質として望ましい教育効果はない。

 

「30分やったんだね。自分ではどう思う?」

と聞く。

評価は自己に委ねる。

 

もちろん、

親や先生としての、個人的な意見もその後伝えていい。

「お母さんは1時間くらい必要だと思っているよ。なぜなら、、」

と意見を言うことは、してもいい。

 

子どもの言いなりになる必要はない。

一人の人間として、意見をしっかりと伝える。

 

でも、あくまで意見。

その結果、

子どもたちがどれ位勉強するかは、

本人の問題。

 

それを無理やりやらせると

良くないことがたくさん起きちゃう。

子どもたちの自発の種が潰れてしまう。

 

「やる気がないからやらせる」

では、いつまで経ってもやる気は起きない。