・優しさ
・気遣い
こういうものは元々持っているものではない。
そもそも、
優しさってのは、相手の立場を想像してこそできることだからだ。
転んだ子を見て、絆創膏を差し出す
という優しさを発揮するには
①自分も転んだことがあって痛いことを知っている
②転んだ相手を見た時に、相手の気持を想像できる
③思いを行動に移す
この3つが揃ってできることだ。
転んでいる子をみて何もしない人を見た時に
「この人は優しくない」
と判断してしまうのは簡単だ。
でも、教育者としては、そんなことはしちゃいけない。
その体験をしたことがあるだろうか?なければその子がした経験のどれに似ているか?を聞いてみて想像してもらう。
自分だけではなく、相手のことを考えることの大切さやその方法を伝える
思っているだけでは何も変わらない。勇気を出して行動することを促す。行動できないならなにが妨げになっているかを聞いてあげる。
こんなめんどうなことを、って思うかもしれないけどね。
もともと優しい子なんていない。
教育ってのは、世の中生きていくうえで、その子が持っていないものを
段階を踏んで教えて、出来るようにしてあげることなのではないね。
普段やっている勉強も、それ以外でも、教育の機会ってのはたくさんあるよね。