生身の"いしばし"

EIMEI教育グループの石橋です。エイメイ学院/明成個別

「もったいない」指導はしませんよ

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こちらの記事から。

 

進路指導、ってすごく大きなものである。

 

そのときに大事にしていることで

 

「もったいない進路指導」はしない

 

「傷つけない進路指導」はしない

 

と決めてます。

 

 

「もったいない進路指導」

とは

 

仮に偏差値70ある生徒が

 

「偏差値60の学校に行きたい」

 

 

となったときに

 

 

「そんなに偏差値があるならもったいない」

 

 

っていう指導はしませんってこと。

 

 

だって、その「もったいない」って、

どういうことなの?

 

 

そこに至るまでたくさんの努力はあったに違いないし、

 

たくさん苦労したはず。

 

 

で、

その結果勝ち取った偏差値は

 

ある意味「選ぶ権利」のはず。

 

保護者様もそうおっしゃることは多い。

 

 

なのに、

いざ「選ぶ権利」を獲た生徒が選んだものに対して

 

「偏差値があるのに、ここを選ぶのはもったいない」

 

っていうのが疑問なんです。

 

 

 

なにを選ぶかは本人が決断することです。

 

その結果、

進学大学のランクも変わるかもしれない。

 

職業も変わるかもしれない。

 

そういう考えられる状況はちゃんと伝えていくべき。

 

しかし、

大人ができるのはそこまでなんだよね。

 

あとは

本人が決断していく。

 

こどもは

誰のせいにもできない

自分の人生を生きるんだから。

 

俺だって

 

東京学芸大学行って

 

学校の先生になろうと思えばなれただろう。

 

 

でも、

 

塾人として生きていくと決断した。

 

 

それはもったいないって親にも最初は言われた。

 

 

あんなに苦労してわざわざあの大学に入って

 

 

それで塾の先生になるの?

 

 

って。

 

でも、

 

なるんだよ。

 

自分で決めたんんだよ。

 

だから

文句もないし

 

日頃全力で生きていけるんだよ。

 

 

人間ってどうしても過去に投下した労力を考えて決断しがち。

 

でも

 

その結果

 

 

なにが選べて

 

なにをすべきか

 

自分で決めて

 

自分で責任をとって生きていくのが

 

人生でしょ?

 

生徒にも、そう伝えています。