自分の哲学がどこに現れるか。
それは
「すること」
以上に
「しないこと」
に現れる。
なぜかといえば、
「する」ということにはエネルギーが必要であり、
常にそのエネルギーが出ている状態になることは
極めて稀だからだ。
いくら哲学を強固に持った人間でも、
結局の所、人間であり
そこに変化はない。
しかし、「しない」ことは、
なにも意識しなくてもしない状態で居られる。
だからこそ、
そのヒトの人生は
「すること」
よりも
「しないこと」
に現れるのではないか。
料理も、引き算が大事だという。
人間ができることは限りがある。
どう削ぎ落とし、
なにをしないと決めていくか
それが自分の人生を研ぎ澄ますヒントになる。